はじめに
前回の記事では、Claude Codeの基本的な特徴と中小企業での活用可能性について解説しました。本記事では、実際にClaude Codeを導入する手順を、初めての方にもわかりやすくステップごとにご紹介します。
導入に必要なもの
Claude Codeを利用するには、以下の準備が必要です。
- パソコン(Windows、Mac、Linuxいずれも対応)
- Node.js(JavaScriptの実行環境。無料でインストールできます)
- Anthropic APIアカウント(Claude Codeの利用に必要)
費用はAnthropicのAPI利用料のみで、Claude Code自体は無料です。APIの料金は使った分だけの従量課金で、簡単な作業であれば月に数百円〜数千円程度です。
インストール手順
ステップ1:Node.jsのインストール
Node.jsの公式サイト(nodejs.org)から、LTS版をダウンロードしてインストールします。インストーラーの指示に従って進めるだけで完了します。
ステップ2:Claude Codeのインストール
ターミナル(Windowsの場合はコマンドプロンプトやPowerShell)を開き、以下のコマンドを入力します。
npm install -g @anthropic-ai/claude-code
これだけでインストールは完了です。
ステップ3:初回起動と認証
インストール後、作業したいフォルダに移動して claude と入力します。初回起動時にAnthropicアカウントとの連携が求められるので、画面の指示に従って認証を完了してください。
基本的な使い方
Claude Codeは対話形式で操作します。起動後、日本語で指示を入力するだけです。
例1:ファイルの内容を確認する
このフォルダにあるExcelファイルの一覧を教えて
Claude Codeがフォルダ内を調べて、Excelファイルの一覧を表示してくれます。
例2:データの集計
売上データ.xlsxを読み込んで、月別の合計売上を計算して
Pythonスクリプトを自動生成し、実行結果を表示します。
例3:ファイルの一括変換
このフォルダ内のWordファイルをすべてPDFに変換して
必要なライブラリのインストールからファイル変換まで、一連の作業を自動で行います。
初めての自動化:実践例
ここでは、実際に多くの企業で行われている「CSVデータの月次レポート作成」を例に、Claude Codeの使い方を見てみましょう。
やりたいこと: 毎月届く売上CSVファイルから、部門別の売上集計表を作成したい
Claude Codeへの指示:
sales_202604.csvを読み込んで、部門別に売上を集計して、
結果をExcelファイルとして出力して。グラフもつけてほしい。
この一文だけで、Claude Codeは以下を自動で行います:
- CSVファイルの読み込みと内容の確認
- 部門別の集計処理
- Excelファイルの生成(集計表+グラフ付き)
出力されたファイルを確認し、問題なければ完成です。修正したい場合は「グラフの色を青系に変えて」のように追加の指示を出すだけで対応してくれます。
うまく使うコツ
1. 指示は具体的に
「いい感じにして」よりも「月別に集計して棒グラフを作成して」のように、具体的な指示のほうが正確な結果が得られます。
2. 段階的に進める
一度に複雑な作業を頼むよりも、「まずデータを読み込んで」「次に集計して」と段階的に進めるほうが確実です。
3. 結果は必ず確認する
AIの出力は完璧ではありません。特に数値の計算結果は、必ず人間の目で確認しましょう。
まとめ
Claude Codeのインストールは数分で完了し、すぐに業務の自動化を始められます。まずは小さな作業から試してみて、徐々に活用範囲を広げていくのがおすすめです。
次回は、Claude Codeを使った業務効率化の具体的な事例をさらに詳しくご紹介します。